勝利の秘訣は「攻撃と防御の両方を兼ね備えること」だ!
スポーツにおける勝利の秘訣は「攻撃と防御の両方を兼ね備えること」だ。
ボクシングを例にとってみよう。
ボクシングで相手に勝とうとするならば攻撃も防御もうまくなければならない。
いくら攻撃に優れていると言っても防御が手薄ならば相手のパンチをくらうだろう…
いくら打たれ強いといっても相手のパンチをまともにもらい続ければダウンするだろう…
反対に防御だけしていては負けないかもしれないが勝てないだろう…
ボクシングに限らず様々なスポーツで勝利しようとするならば、やはり、攻撃も防御も両方を兼ね備えなければならない。
サッカーも例にとってみよう。
攻撃をすることばかり考えていては、ボールを奪われたときに防御のディフェンスが手薄になり、カウンター攻撃で失点するだろう…
「1つのことだけを考えるな。いつも2つ以上のことを考えなさい。」という鄭明析牧師のコーチは攻撃も防御も両方を備えるように促す金言だろう。
「攻撃も防御もうまくやってこそ勝利する。」ということは、スポーツを見ながら首を縦に振るしかない真理だと思う。
鄭明析牧師が作詞作曲した曲の中に『攻撃と防御』という曲がある。
この曲のように、生活での勝利もやはり、攻撃も防御もうまくしてこそ勝利できる。
すなわち、生活の中ですべきことをすること、そして、ぶつかる問題に対処することだ。
歌詞を深く吟味していくと、生活での攻撃は「すべきことをすること」であり、防御は「自分にぶつかる問題」だという表現は非の打ち所がないピッタリの比喩だ。
すべきことをしながら必ず問題が発生する。
人生はすべきことだけをすれば良いわけではなく、その時その時にぶつかる問題を解決していかなければならない。
問題が妨げになってすべきことができないからだ。
また、それらの問題にばかり気を取られて問題解決にすべての時間を取られてすべきことができなければ生産性のない人生になってしまう。
今日の一日を生きることに忙しい現代社会の生活において、この「攻撃と防御を本当にうまくやってこそ勝利できる」という言葉は核心をついていると思う。
野球というスポーツは攻防がはっきりと分かれている。
ゆえに、攻撃の時には攻撃に専念すれば良いし、防御の時には防御に専念すれば良い。
しかし、人生はそんな単純に区切られた時空間の中で物事が進んでいかない。
連続した時空間の中で攻防が激しく入れ替わっていくサッカーのように、すべきことをしながら問題を解決することが人生を生きながら求められる。
鄭明析牧師が「1つのことだけを考えるな。いつも2つ以上のことを考えなさい。」とおっしゃった言葉の深みが分かると思う。
スポーツを通して、これと同じくこうだと学び、生活に活かしていかなければならない。
攻撃と防御の両方を兼ね備え、スポーツでも生活でも勝利することを願う。