指導の傷痕(きずあと)

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先日、小学6年生の生徒が我がチームの初級コースに入って来ました。

その生徒は以前に他のチームに何年か所属していたそうで、
バッティングも守備も趣味コースの中では一つ抜ける実力です。

その生徒を指導しながら、
「なぜこの子が初級コースなのだろうか?
実力があるのに…
上級コースでも十分にやっていけそうなのに…」
と疑問が出てきました。

 

練習後、
監督に率直に疑問を投げかけてみました。

 

すると、
考えが深くなる回答が返ってきました。

 

 

「前に所属していたチームの監督・コーチの指導があまりにも強くて辞めた。
けれども野球は続けたいからチームを変えようと思ってうちに来た。」

 

 

 

 

「身体(からだ)に受けた傷痕は時間が経てば治るけれども、
心(こころ)に受けた傷痕は時間が経っても治らない。」

 

これは私が小学校の時に受けた教育であるが、
子どもたちへの指導の方法によっては
癒えることのない傷痕を残してしまい兼ねない…

 

スポーツの指導に携わりながら、
このような問題にぶつかるときに「難しさ」を感じます。

 

子どもたちを上手にしてあげたい。
時には厳しくすることも必要。
でも行き過ぎたら…

 

どう指導したらいいのだろうか?

 

昼夜悩んでも悩んでも答えは出て来ない…

 

 

だから私は祈ります。
自分の指導で子どもたちに傷痕を残してしまうことがないように…

 

 

指導者と言えども完璧な人間はいません。
子どものためだと言いながら自分の考えで判断したことが取り返しのつかない結果を招くこともあるかもしれません。

 

指導者は有能でなければ、学んでやりなさい。
そうでなければ「自分の命」も死なせ、「他人の命」も死なせるようになる。

 

学ぶことを怠らず、
絶えず指導のために研究し、
上で書いたような子どもたちが出て来ないようにしてあげたいと思います。

 

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